「観る」ということ

 1学期に、年長さんがお花の観察画を描いたときの様子です。好奇心が滲む表情は、お兄さんお姉さんらしくて、小学生とあまりかわりません。
 「観る」ということがとても大切であることは誰しもそう思っていて、子どもたちにはいろいろなものを見せてあげたいと、子どもたちの注意を促すおとなです。しかし、見せてあげたいと思う気持ちもよそに、素っ気無い返事が返ってくることもしばしば。「思いは伝わらないもの」です。
 でも、お友だちの興味を促すひとつの方法があります。それは、対象を近付けてあげるということ。お花を机にのせてあげ、対象に自らの目を近づけ間近で見させてあげることで、はじめて見えてくることがたくさんあります。お花も、お花というひとかたまりではなくて、一枚一枚の花びらやその模様、色等々が見えることで、お花の見え方がかわってきます。それが、「観たい」気持ちを促します。
 男の子がおもちゃの車を押して遊ぶときに、はいつくばって、顔を車に思い切り近付けて夢中になって遊んでいる様子を見ますが、「だからこそ見える様子」に引き込まれている点では、同じなのだと思います。
 子どもたちには、いろいろなものを、いろいろに見せてあげて、見方、見え方を変えながら、世界を広げてあげたいです。

今日のなつのび

 今日は、心地よい風と一緒に、たびたびの雨がやってきました。なかなか都合よい天気にはならないものです。午前中、お友だちは園庭に出たり、入ったりで少々慌しく過ごしました。
 午前中の活動に、初めて、「いたずら書き」を取り入れてみました。
 バスの駐車場がちょうどよく空いているので、チョークでお絵かきをします。絵を描いたり、丸を描いてケンケン跳びをしたりして、楽しそうでした。
 むかしは、ちょっとした路地に入ると、道路のいたずら書きといっしょに「子どもの気配」があり、自由でのびのびした雰囲気が漂っていました。子どもの発想をくすぐる活動の模索です。